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豆のまま
¥2,300
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挽く(粉状)
¥2,300
地域 サンマルコス地域 サンラファエル・ピエ・デ・ラ・クエスタ
品種 パカマラ種
標高 1100~1450m
収穫期 12月~3月
加工方法 ナチュラル
乾燥方法 天日乾燥(パティオ)
サンマルコスは『ボルカニック サンマルコス』と呼ばれる程、火山に囲まれているコーヒー産地です。中でも標高4220mのタフムルコ山は中米で最も高い標高を誇ります。更に隣接するタカナ山はメキシコと国境を接しており、こちらも4092mの高さを誇ります。古代に起こったタフムルコ山とタカナ山の火山活動によって、鉱物やリン、硫黄を豊富に含む火山灰土壌が幾層にもなってサンマルコスの土壌は作られました。その結果、この地域にはコーヒーやその他多様な動植物にとって、極めて肥沃な土地となっています。
高い山脈や火山はさらに、太平洋からの多湿な風を取り込むバリアとなってこの地域の気候を形作っています。そのため降雨量はグアテマラのどの地域より多く、年間5000mmに達し、コケやランなどの野生生物の宝庫である湿度の高いジャングルから雲で覆われた森林まで様々な微気候が創り出されています。
エルプラタニージョ農園は1977年に、農園主スチュアート氏の父サムウェル氏が購入し、1985年までサムウェル氏が経営していました。1985年に息子のスチュアート氏が譲り受けてからは、高品質コーヒーづくりや環境に配慮したコーヒー生産にシフトしてゆきます。農園内では動物の狩猟が禁止され、農園内に住む人々であっても農園内の木を切る際には特別な許可が必要となりました。
今でこそ、様々な認証制度がありますが、当時はこの様な認証制度もなかったため、農園が独自で定めていた改善目標を基に、高品質コーヒーや環境配慮型のコーヒーづくりを行っていました。2005年にはRFA(レインフォレストアライアンス認証)を取得しています。2011年には、RFAより世界で初めての気候配慮型農園として認定を受けることができました。
エルプラタニージョ農園は、社会的活動の一つとして、ヌエボ・プラタニージョスクールの創設に協力しており、学校の建設用地を寄付しました。学校の運営改善のため、これまでも惜しみなく協力してきましたが、ここ最近では、インターネット接続可能なコンピューターラボの導入です。この地域の子供たちは、幼いころから、基本的なコンピューターの操作を身に着けることが出来るようになりました。